第2回短期漁業研修が開催されました!
本年度第2回目の短期漁業研修が11月12日から5日間の日程で開催され、無事終了しました。今回の参加者は5名でした。海の模様が悪かったため、海上での研修はイセエビの刺網漁業の見学を行いました。港に戻るとイセエビの味噌汁が振舞われ、研修生からは「美味い!」の声が上がりました。今回は、時化で漁船の水揚もなく、出荷作業実習もほとんどできませんでしたが、研修生は、実際の漁船を使用した係留実習や魚のおろし方など様々な体験をすることになりました。また、離島の自然の厳しさや漁業の現実に触れることができたのではないかと思います。研修生の皆様、お疲れ様でした。
研修日程
11月12日(月)開会式、ガイダンス、島内視察 11月13日(火)イセエビ網清掃、イセエビ刺網漁業見学、漁具作成実習 11月14日(水)イセエビ刺網漁業見学、漁具作成実習 11月15日(木)ロープワーク、係船実習、魚のおろし方実習、交流会 11月16日(金)アンケート記入
研修生の声(アンケートからの抜粋)
- 研修生A
- 漁師さんの実体験を基にした話はとても為になり、また三宅島出身者以外の漁師の方もいて話を伺うチャンスがあり、有意義な時間を過ごせた。
漁師の皆様の貴重な時間を研修のために費やしてもらい、5日間の研修を無事に終えることができ、ありがとうございました。
- 研修生B
- 今回の短期研修では、船に乗って沖で漁をすることが、時化のためにできなかった。その代わりに、ロープワーク、仕掛け作り、魚の捌き方などについて、多くを学べたと思う。また、島での生活、漁の種類や細かい専門的な漁の仕方を座学で学び、とても有意義な時間を過ごすことができたと思う。
- 研修生C
- 懇談会では、非常にフランクな雰囲気で楽しく、興味深いお話を伺うことができた。各種の技術や体力の面では、訓練が必要だと感じた。帰ってからも練習して上達に努めていきたいと思う。「今すぐできなくてもいい。努力して訓練すればいい。」と言う、谷さんの言葉は、とても励みになった。
- 研修生D
- 三宅島に始めてきてみて、離島の物資の少なさを痛感した。
また、漁師の仕事も、かなり設備投資にお金がかかることが分かった。
- 研修生E
- 三宅島が大変良い漁場であることを体で感じた。釣と漁とはまったく別の世界ですが、漁師さんは年の割りに大変元気で、漁の話をしているときは子供のように楽しそうで、私もそういう世界に入ってみたいが、不安もあります。
今回の研修に参加させていただき、ありがとうございました。また皆さんに お会いして恩返ししたいです。
 ●第2回短期研修開会 |
 ●ガイダンス |
 ●島内視察(冷蔵施設) |
 ●島内視察(坪田漁港) |
 ●島内視察(大路池) |
 ●網さらけ作業1 |
 ●網さらけ作業2 |
 ●漁具作成実習 |
 ●イセエビ刺網見学1 |
 ●イセエビ刺網見学2 |
 ●船上の刺網 |
 ●イセエビ刺網見学3 |
 ●イセエビ網外し作業1 |
 ●イセエビ網外し作業2 |
 ●イセエビ網外し作業3 |
 ●坪田漁港 |
 ●イセエビの味噌汁の試食 |
 ●ロープワーク |
 ●係船実習1 |
 ●係船実習2 |
 ●魚の卸し方実習1 |
 ●魚の卸し方実習2 |
 ●交流会 |
 ●出荷作業実習1 |
 ●出荷作業実習2 |
 ●関係者一同 |
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